言語聴覚士(訪問) Y.Nさん
INTERVIEW
インタビュー- Q1先輩や上司はどのような人ですか?
- 大浜第二病院訪問リハビリには、“誰に何を何度聞いても良い”というルールがあります。
訪問リハビリは書類が複雑で、介護保険や医療保険等の制度のことも頭に入れなくてはならないのですが、どうしてもわからなくなってしまうこともあります。
ただ、このルールのおかげで何度上司に質問しても「それ、前にも話したよ。」と言われることはなく、『複雑なので仕方ない。』と受け止めてくれるので安心して聞くことができます。
上司は「自分も忘れちゃうから作ったルールだ。」と言ってくれますが、このルールのおかげで風通しの良い雰囲気ができていると思います。
また、訪問リハビリでの経験豊かな先輩も多く、すべての事業所スタッフが集まる勉強会も月1回開催しています。
この勉強会では外部講師を呼ぶだけでなく、自分たちで勉強して発表したりしますし、また新入職員は1年の締めくくりに事例発表をするのが恒例になっています。
入職後も勉強を続けることで、自分の知識やスキルなど成長を感じることのできる職場だと思います。
- Q2おもと会グループに入職して乗り越えた壁は?
- 自分から行動することです。訪問リハビリは利用者様の問題点が見えやすく目標も立てやすいのですが、セラピストが受け身になっていると漫然とリハビリをしているだけの状態になってしまうことがあります。
そのため利用者様の日常生活にも目を向け、どうすればその方の生活がより良いものになるのかを考えて行動していく必要があります。
これは訪問リハビリのセラピストに限らない考えだとは思いますが、訪問リハビリに配属されたおかげで意識できていることだと思います。
また、訪問STという分野はまだまだ浸透しておらず、県内にはまだ10名程度(内、おもと会で5名)しかいません。
ただ、現場ではその需要をひしひしと感じるので、県内の訪問STをどんどん増やしていきたいと考えています。
まずは、現在関わっている利用者様に細やかな訪問リハビリを提供しながら結果を出し、そこから他の利用者様へと繋げていくのが大事だと思いますが、他にも何かできることはないかと常に意識しています。
- Q3おもと会グループまたは職種のやりがいは?
- 入院部門のリハビリは、医師が必要だと判断してセラピストに指示を出し開始されますが、在宅部門のリハビリは第一に利用者様やそのご家族の希望があり、その希望を受けて医師が指示を出すというパターンもあります。
そのため在宅部門の利用者様はリハビリに対し意欲的な方が多い印象です。
そんな意欲的な方と関われることから、訪問リハビリはセラピストとしてのやりがいの塊だと思います。
TIMETABLE
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