コメディカル

「全員プロフェッショナル」
おもと会グループのコメディカル

異なる分野のプロたちが「共創」する

おもと会グループのコメディカル部門は様々な分野のプロフェッショナルが集い、患者様や利用者様への対応を全力で「共創」しています。それぞれの職種は独立しているのですが、定期的に各科長が集まり各々が抱えている問題点や改善点などを話し合い、グループ全体でコメディカルという集合体を作り上げ、チーム医療・介護に貢献しています。

医療法人 おもと会
おもと会統括本部

統括リハビリテーション部統括科長補佐 兼
大浜第一病院 診療技術部長
あいさつ

下里 綱 診療技術部長
Tsuyoshi Shimozato
Message

診療技術部長挨拶

職員が安心して働ける環境づくりに努めることが
利用者様の幸せへと繋がっていきます

現在、おもと会グループのコメディカル部門には薬剤科、放射線科、臨床検査科、臨床工学科、栄養給食科、ドクターサポート科、歯科口腔外科、リハビリテーション科と8つの部署に分かれております。各施設ともに若い世代が活躍し、全ての部署においてレベルが高く活気ある雰囲気が特徴です。

それぞれの部署長が責任感をもって自立した集団を形成し、高い専門知識と技術を兼ね備えたチーム医療を展開することを目指すこと、そして医師、看護師、他職種のみならず利用者様とそのご家族に信頼される専門職を目指して取り組んでおります。そのために、各部署長が定期的に集まって会議を開催し、抱えている問題を共有しながら解決に向けた連携を図るとともに、これからは診療技術部長として各部署で異なる勤務表や申請書などルールを統一し、一体感を構築していきたいと考えております。

働く職員の公平性を担保し、誰もが働きやすい職場環境を提供したい、その想いが最良の医療サービスを提供し利用者様の幸せへと繋がると信じております。

地域社会に貢献し信頼される活動に努めます

おもと会グループ特有の取り組みとしては、リハビリテーション専門職が中心となり、独自におもと会地域リハビリテーション支援センターの活動を展開しております。主な活動としまして市町村または地域包括支援センターからの委託事業を実施しております。特に離島からの依頼が多く、第一病院は渡嘉敷村、粟国村、座間味村、第二病院は久米島町、渡嘉敷村からの委託を受けて月に1名~3名程度の療法士を派遣し、利用者様の指導に留まらず利用者様を指導する方への育成のために講習会などを定期的に開催しております。

これからは、療法士のみならず多職種も積極的に参入し、それぞれの専門的な視点で地域社会に貢献できる活動を展開していきます。

横の繋がりを大切にします

医療現場では、医師が司令塔的存在として指示を出し、指示どおりに業務を遂行することは当然の流れです。私たち診療技術部は横との繋がりなど連携強化を図り、医師の治療方針にアクセントを加えることができる存在になるよう努めております。その成果は医師が診療技術部のそれぞれの職種に対する理解と信頼として現われ、私たち技術職の早期介入により、早期回復、早期在宅復帰の実現へと繋がっております。全国平均と比べてみても在院日数(特に回復期リハ病棟)が短いのは明らかです。

診療技術部として、お互いの部署に興味や関心をもち理解を深められるチーム作りを実現したいと思います。

是非、あなたのスキルを存分に発揮できる環境の中で、新たなチャレンジを積極的に推進し、成長を願う一人ひとりの職員の想いを大切にするおもと会グループで私たちと一緒に働いてみませんか。

Ideal Staff

コメディカル部門が求める人材・職種

よくある質問

FAQ
(臨床工学科)どのような業務を行なっていますか?
医療機器メンテナンス業務、心臓カテーテル(虚血・不整脈)業務、心臓植込みデバイス業務、血液透析業務、手術室業務、人工心肺業務、ICU(人工呼吸・CRRTなど)業務などが当科の業務になります。
(臨床工学科)当直や呼び出し勤務はありますか?
当院の臨床工学科は現在、原則日勤体制の勤務となります。緊急カテーテルや夜間緊急業務については呼び出し待機体制での対応となります。持続血液浄化や補助循環装置使用中などはその期間中のみ夜間交代勤務体制となります。
(臨床工学科)業務は専任制ですか?
医療機器メンテナンス業務、心臓カテーテル業務、血液透析業務、手術室業務など標準業務は順番にローテーションしながら業務習得をしていただきます。勤務もDUTY配置に基づいた日別のローテーション配置となります。その上で各個人の適正や希望を勘案し、各専門性の高い業務の習得を目指していただきます。
(臨床工学科)業務方針を教えてください。
当院の臨床工学科は一部の業務を専任するのでは無く、複数の科、部門に渡る横断的な知識習得・技術習得を目指しています。特定の業務を大量に行うハイボリュームセンターとは異なる総合的な知識を持つ臨床工学技士を目指しています。
(放射線科)主な仕事内容を教えてください
基本、ローテーションで全モダリティを担当します。内容は一般撮影、CT、MRI、骨密度、血管造影、ポータブル、マンモグラフィ、透視検査、術中撮影があります。
※マンモグラフィのみ女性技師が対応
また当院は健康管理センターも併設しており、午前中は胸部撮影、胃透視撮影、CT、マンモグラフィなど専任担当技師も含め計3~4名の技師で対応しています。
(放射線科)当直やオンコールなどはありますか?
あります。24時間救急告示病院でもあり、当直体制を敷いています。夜間、緊急で心臓カテーテル検査や脳アンギオなどがある場合はオンコール担当技師が対応しています。
(放射線科)モダリティなどの設備を教えてください
一般撮影装置2台、胸部専用撮影装置1台、CT装置(64列128スライスMDCTと健康管理センターに64列MDCT)計2台、MRI装置(1.5テスラ)1台、血管造影(バイプレーン、シングルプレーン)計2台、マンモグラフィー撮影装置2台、骨密度装置、透視撮影装置3台(胃透視検査専用2台)、移動型X線撮影装置2台
(放射線科)年間どれくらいの撮影件数ですか?
平成29年度の各実績は、CT:12,704件 、MRI:4,601件、心臓カテーテル:1,556件、マンモグラフィ:2,516件です。
(リハビリ科)どのような患者さんが多いですか?
運動器疾患、脳血管疾患の方で60%を占めております。最近では心大血管疾患と呼吸器疾患の方も増加傾向にあります。
(リハビリ科)新人教育について教えてください。
4月~5月にかけて約40項目の講義や実技を受けて頂きます。当科ではOJTを採用しており、先輩療法士がマンツーマンで指導をいたします。
その他、全体での症例検討会(週1回)、Working group(月1回)、科内勉強会(適宜)を開催しております。
(リハビリ科)学会発表、研修会参加状況を教えてください。
毎年、県内外の学会、研究大会において約30演題の発表をしております。昨年度の研修会参加実績は68件でした。
(リハビリ科)配属は固定でしょうか?
急性期病棟、整形病棟、回復期リハ病棟、外来リハ、訪問リハ、デイケアの6部署を約2~3年スパンでローテーションします。経験年数10年を超えますと、より専門的に関わって頂くために固定化することもございます。
(リハビリ科)の教育方針を教えてください。
昨今の医療・介護情勢において、リハビリテーションの職域は多岐に渡ります。医療・介護分野のみならず保険分野での活躍も期待されております。従いまして、多角的な視点をもち、どの分野においても対応できる質の高い療法士を育成していきます。
(栄養給食科)管理栄養士の業務内容を教えてください。
当院では給食を直営でまかなっており給食管理と病棟・外来管理が主な業務です。給食管理は献立や発注、検品、検食、食事点検など。病棟・外来管理は栄養指導、栄養調整となります。
(栄養給食科)勤務時間を教えてください。
シフト制で、早番7:30~16:30、中番8:00~17:00、遅番10:00~19:00です。
食事点検があるので日曜・祝祭日も交代で勤務しています。
(管理給食科)栄養サポートチーム(NST)は稼働していますか?
稼働しています。3~4名の医師、看護師、薬剤師、リハビリ、歯科衛生士、管理栄養士で毎週回診を行っています。消化器内科・外科・歯科と各専門の医師が加わっていることが当院NSTチームの特徴です。
(栄養給食科)調理師の業務内容を教えてください。
入院患者やデイケア・健康管理センターの利用者向けに安全な食事提供をします。業務は食材の仕込みから調理、片付けです。
(栄養給食科)厨房業務の経験が必要ですか?
経験が無くても、簡単な作業から丁寧に教えますので問題ありません。一般的な炊事(食材を切る、加熱する、洗い物)が出来るとスムーズに覚えられると思います。
(栄養給食科)調理師免許は必要ですか?
調理師免許を持っていなくても業務には差し支えありませんが、免許取得者は調理学や衛生管理の専門知識を活かし、やりがいを実感していただけます。また職務手当も付与されます。
調理師免許を受験する際に必要な実務経験が積めるので、働きながら受験資格が得られます。この機会にぜひチャレンジすることをお勧めします。
新しい常識、“抱え上げない”介護

NO LIFT PROJECT

おもと会が「ノーリフト®」に取り組む理由

看護・介護・コメディカルの現場において処置、入浴介助、おむつ交換、移乗介助など、相手を持ち上げたり、支えたりする場面を多く見かけます。 それらは「腰痛」を引き起こす要因の1つと考えられ、医療介護の現場において問題視されて久しく、さまざまな対策が講じられています。 しかし、残念ながら全面的な解決には至っていないのが現状です。 長期間痛みに耐えながらの業務や、腰痛が原因で離職を余儀なくされるケースもあり、現場の人材確保という面からも対応が急がれています。

看護、介護及びコメディカルの職業病とも言える腰痛を予防すべく、新たな取り組みも始まっています。 「ノーリフティングケア」「ノーリフト®」とも呼ばれ、豪州で先進的に導入され、国内でも取り組みが進んでいます。

人の力だけで抱え上げないケアは職員の健康を守るだけでなく、患者様利用者様にとっても余計な緊張を与えない質の良いケアの提供につながります。そんな中、おもと会グループでは一般社団法人日本ノーリフト協会監修のもと、様々な研修を実施しております。 また、2019年には法人としては日本で初となる「ノーリフト®ラボ」を開設いたします。 このラボにおいて「抱え上げないケア」の実践的なトレーニングに取り組んでまいります。

※「ノーリフト®」「ノーリフトケア®」は一般社団法人日本ノーリフト協会の登録商標です。 ノーリフト®への詳しい取り組みを見る