看護教育

【特別養護老人ホーム】
・老年看護を中心とし、その中でも看取り・認知症高齢者への対応・摂食嚥下・急変時の対応等の研修に参加し、最新の知識や技術を身につけています。
・看護師の人員配置が少ない中、日頃から他職種と連携・協働し、情報を共有する体制をとっています。


【老人保健施設】
・老健施設では、利用者の全体像を把握し、特に在宅復帰支援を目標とする為、その利用者の生活背景を視野に入れた看護ケアを提供することが重要です。
・基礎疾患だけではなく、様々な疾患を有する利用者に対して、いつでも対応できるような幅広い知識と技術を習得できるように、施設内、施設外研修の参加に取り組んでいます。
・看護研究を毎年2～3名で構成し、職員全員で取り組み、発表しています。

県内外の研修会への参加促進

【特別養護老人ホーム】
・県内研修には積極的に参加しています（一人当たり年2回）
・県外研修については、交代で看護師１名が毎年参加しています。

今後取り組みたいこと

・ユニットケアを行っている他施設の見学に参加し、また課題についての取り組みを図るための研修参加を計画していく。
・広い視野で看護ができるよう、今後も県の研修や講習会への参加を促進していきたい。

【老人保健施設】
・入職の要件に、日本看護協会の加入があり、看護協会の研修、老健協の研修を主に毎年参加しています。
・県外研修についても、毎年全国老健協大会に参加しています。

今後取り組みたいこと

・県外の学会は参加だけでなく、発表に取り組みたい。
・各職員が、資格取得や、希望とする研修参加ができ、やりがいが持てるように取り組む。
・各職員が研修参加後の伝達講習を行うことで、全職員のスキルアップへつなげていきたい。

独自の研修会の立案・開催状況

【特別養護老人ホーム】
・認定看護師を講師として招き感染対策・看取り・摂食嚥下の研修会を開催しています。
・高齢者に多い疾患やその疾患の観察点、ケアについての勉強会を定期的に主催し、看護師自身の学びの場としています。
・多職種で研修会を開催することにより、それぞれの立場から専門的な知識・技術の意見交換ができ、また共通の認識を持つことでケアの質の向上に努めています。

今後取り組みたいこと

・看取りケアについての研修会を充実させたい。苦痛の緩和・家族支援・介護職員との連携等を入居者様に関わる職員が統一した考えでケアにあたり、穏やかに最期を迎えられるように取り組んでいきたい。

【老人保健施設】
・年間教育研修を立案し、計画に沿って開催しています。
・インターネット動画(ｅラーニング)を活用した勉強会や、内部研修（2ヶ月に1回）を開催しています。
・1～2回/月　事例検討会を実施しています

今後取り組みたいこと

・外部研修へ参加した職員による、勉強会や伝達講習を強化していきたい。

施設間交流

【特別養護老人ホーム】
・県内の特別養護老人ホーム施設が集まり、年3回の見学も含めて、勉強会・意見交換を行っています
・研修会で意見交換をする機会があり、課題を共感できたりお互いアイディアを出しあったりしています。
・委員会に参加することにより、互いの情報交換や知識の習得に努めています。

今後取り組みたいこと

・県外施設との交流を計画し、看護・ケアの質向上につなげていきたい。

【老人保健施設】
・老人保健施設協議会の看護連絡会へ参加し、他施設との情報交換や意見交換を行っています。
・病院主催の交流会へも参加し、情報を共有して地域交流を深めるように努めています。

今後取り組みたいこと

・他施設の見学を行い、情報、意見交換を図り、さらに、施設系をはじめ病院との交流、体験をしていきたい。

その他

【特別養護老人ホーム】
・急性期病棟のような慌ただしさはあまりなく、入居者様とじっくり関わる事ができる職場です。
・他職種との関わりが多く、看護師としての専門的な視点が求められ常に向上心を保つ事ができます。
・時に診断的判断を求められる事があり難しさを感じることがありますが、観察力やアセスメント力を養う事ができ充実感や、やりがい感を持っています。
・イベント事も多く入居者様・職員ともに笑顔いっぱいの職場です。

【老人保健施設】
・老人保健施設は、多職種との連携が重要で全職員で協力して、利用者のより良いケアが求められます。
そのため、チームワークを重視している職場です。中途採用の方でも、これまでの経験を活かし知識や技術を発揮でき、やりがいが持てる職場だと思います。