おもと会 薬剤科の主な特長
おもと会の薬剤科について
これからの薬剤師に必要なスキルが身につく環境
おもと会は医療・保健・福祉の分野で数多くの施設を有します。
薬剤科は急性期医療を担う大浜第一病院と回復期・慢性期医療を担う大浜第二病院に属していますがその枠を飛び越えて全てにおいて活躍する場所があります。どこの国の誰も経験したことのない超高齢社会の医療のあるべき姿を経験するには持ってこいの場所です。
例えば、あなたがこれから担当する患者様に、薬の説明をする中で薬以外の相談を受けることがあるかもしれません。(実際に、あります)その時に、こういう専門職がいるから相談してみましょうねと一言声をかけることができる薬剤師になれます。
また、あなたのご近所さんや、大切な方がいつなんどき、救急車で運ばれて病院に入院するかもしれません。
治療を行いその後、もうしばらく療養が必要になるかもしれません。在宅系のサービスを受けることができればすぐに自宅に帰れるかもしれませんし、もうしばらく療養型の病院や施設で専門家の管理のもと回復を待つ方がいいかもしれないと判断されるかもしれません。
医療・保健・福祉のあらゆる施設を持つおもと会で働いているあなたは、誰に何を相談すればいいのか判断することができます。日常の業務の中でその術(すべ)が培われるからです。
すぐ傍にそれぞれの分野のプロがいてくれるのですから、こんなに心強いことはありません。
○○さん、△△△でお困りでしたよ。とそれぞれの専門家に情報を発信することができるのです。
薬は、色々な場所で使われ、色々なルートで患者様のもとへ運ばれます。
現代の医療・保健・福祉の仕組みを知ることはこれからの薬剤師にとってとても大切なことです。
知ってほしい3つの環境
おもと会グループの薬剤科には働く人に合わせた環境・教育・サポートなどが充実しており、入職後も薬剤師としてさらなるステップアップを目指し、成長し続けることができます。一人ひとりを大切にする個別のバックアップ体制は、おもと会グループならではの魅力です。
- 1.多職種で働く多様な環境(チームワーク、プロ同士の連携)
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病院の職員は医師をはじめ専門知識・資格を持って働く人ばかりです。チームの一員として他スタッフと患者さまの治療に関してディスカッションすることは特別なことではありません。私達薬剤師は薬の専門家として情報を発信していきます。病院薬剤師の強みは毎日の業務の中で他職種と関わりながら、色々なことに気付き、学び、学んだことを活かすことです。患者さまの治療をすぐそばでお手伝いできることがやりがいになります。
- 2.薬剤師として成長できる教育環境
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県内外の研修会に積極的に参加しています。関心のある分野ならやる気次第ですぐ取り組める環境があります。大浜第一病院には教育研修センターがあります。シミュレーターやAEDの使い方など救命措置などを学ぶことができます。また、大浜第一病院も大浜第二病院も沖縄県病院薬剤師会の主催する薬剤師のためのフィジカルアセスメント研修会に通年で参加し研修終了後はインストラクターとして活躍しています。
おもと会には、よりよい医療・看護・介護を実践するために、効果的な研修を行う教育研修センター・シミュレーションラボ(OSL)があります。患者様(利用者様)の安全を守るため、適切なスキル獲得を支援し、それぞれの領域の職務実践能力を高めるためのトレーニングを行う教育の場を充実させています。
おもと会教育研修センターとは?
- 3.子育てや介護休暇をサポートする環境
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子育て中の薬剤師さんが数人います。 各世代が協力しあって子育てを一緒にする優しい環境です。この環境はおもと会全体に根付いています。
おもと会グループでは育児・介護のために特別な有給制度や、介護休暇・休業制度などを設け、 職員のサポートを行なっています。
おもと会グループの福利厚生を詳しく見る
おもと会 薬剤科で働くやりがい
おもと会は医療・福祉・保健の施設を数多く有しています。
薬剤師という資格を活かして医療・保健・福祉の分野で医師をはじめとする多職種とコミュニケーションを取りながら仕事を通して社会に貢献できます。チームで業務を行うことでそれぞれの専門的知識に触れ刺激を受けながら自ずと成長を実感できます。
その一つの手段として病院の様々な委員会への参加があります。多職種が集まり、専門性を活かして活動しています。
おもと会薬剤科が参加する主な委員会
●薬事委員会 ●薬事審議委員会 ●医療安全対策委員会 ●感染対策委員会 ●褥瘡、NST委員会
●倫理委員会 ●労働安全委員会 ●情報管理委員会 ●輸血療法委員会 ●教育委員会 など
医療安全対策委員会では医薬品安全管理責任者としての視点から、医薬品に関するインシデント報告の確認を行い、どのようにしてインシデントに至ったのかケースカンファレンスを行うことで重大なインシデントを起こさないような方策を一緒に考えます。
感染防止対策では専任の医師、看護師、検査技師とともに週1回定期的に院内を巡回し院内感染事例の把握や感染防止対策の実施状況の確認を行います。抗菌薬の適正使用のために使用量のデータ収集を行い定期的に細菌ごとの抗菌薬の感受性率の表(アンチバイオグラム)を作成します。またその業務は院内だけにとどまらず、近隣の病院間で情報交換を行い地域全体で感染防止対策を考える取り組みを実施しています。