健康運動指導士 K.Kさん
INTERVIEW
インタビュー- Q1おもと会入職した志望理由は?
- 大学卒業と同時に、健康運動指導士の資格を取得しました。初任地は地元の社会福祉協議会で、介護予防事業での運動指導を担当していました。
その後、介護事業だけでなく、新しい可能性に挑戦したいという想いが出てきた頃に、知人から大浜第一病院で募集があることを聞き、当院への入職を決めました。
初任地では職場内に同じ資格を持った人がいなかったため、同じ資格を持った職員と切磋琢磨し、自分をより高めながら働けるということも大きな魅力でした。
「高齢者を高齢者として見るのではなく、自分よりも長く人生を生きている(見てきた)人生の先輩・師であり、それぞれの人生観があることを理解し接するように。」との上司の教えが当院でも活かすことができ、今では毎日、利用者様から学ばせてもらいながらも、接することを楽しんで仕事ができていることがとても嬉しいです。
- Q2おもと会グループに入職して乗り越えた壁は?
- 当院へ入職する前までは福祉関係の仕事だったため、病院ならではの専門用語や知識を理解することが最大の壁でした。12階では心臓リハビリ(回復期・維持期)も実施していることから、心臓病に関する用語・検査・薬剤や治療法等について理解することは必須です。
実際の現場では専門書通りにいく症例というものはあまりなく、ほぼ全てが複雑に絡み合った応用であることも難しく感じる理由の1つだと思いました。
しかし、大変さや難しさを感じながらも現場での経験を積むことによって、心臓リハビリテーション指導士の資格も取得でき、入職時に目標としていた自身のステップアップにもなったと感じています。
- Q3おもと会グループまたは職種のやりがいは?
- 当院へ入職して感じたことは、健康運動指導士は医療従事者ではないため、その点で利用者様により近い存在のように思います。リハビリに来られる利用者様は、全ての皆さんが自身の病態をきちんと把握しているわけではなく、また、医療従事者が説明時に何気なく使う専門用語も理解できていないまま説明を聞かれている方が多々いらっしゃいます。
うまく自分の言いたいことを伝えられず不安を抱えたままの方もいらっしゃり、そういう時に、医療従事者と利用者様とを繋ぐ役割を担うことがあります。
運動指導だけでなく、利用者様が気持ちよくリハビリに専念できるよう配慮し、広い視野を持つことも大事な仕事だと学ぶことができました。利用者様が生き生きとしている姿を見たときは、この仕事をやってて良かったと改めて感じます。